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「冷やし中華」の季節

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当社の中華めんを使用した冷やし中華
当社の中華めんを使用した冷やし中華

今回は当社自慢の中華麺で作る「冷やし中華」をご紹介しますが、その前に言葉遊びをひとつ。皆さんは「ひやしちゅうか」という言葉からなにを連想するでしょうか。
 筆者の場合は―。
 「ひ」は光る。5月は俗に「風薫る」と形容しますが、詩の世界では「風光る」とも表現します。JR松本駅を降りて東方に望む美ヶ原高原(標高2034m)。「登りついて不意にひらけた眼前の風景にしばらくは世界の天井が抜けたかと思う」。山の詩人・尾崎喜八は溶岩台地の高原をこう讃えました。
 「や」は屋根、槍。美ヶ原から目を西に転じると、槍・穂高を擁する北アルプスの山並みが連なります。その穂高の登山基地・涸沢(からさわ・2310m)に5月3日からの連休に登りました。山小屋・涸沢ヒュッテの屋根には4匹の鯉のぼりが残雪の渓谷の風を受けてゆったり泳いでいました。
 「し」は信州。山小屋の売店で缶ビール売りを手伝いました。キリンビール長野支社がこの春新発売した「信州に乾杯」が県外の登山者に人気で、連日350張り超のテント場で「信州に乾杯、カンパーイ」の歓声が上がっていました。
 「ちゅう」は中天。夜中にトイレに起きて寝ぼけ眼で空を見上げたら、満天の星。なかでも、上弦の月が中天に冴え冴えとかかって息を飲みました。未明の白峰がピンクに染まるモルゲンロートにこそ、出遭えませんでしたが、喘ぎ喘ぎ雪の斜面を登った甲斐がありました。
 「か」は涸沢カール、髪。べったり雪の付いた涸沢カールとの再会は実に40年ぶり。そこは、はちきれんばかりの山ガールであふれていました。グループで、カップルで、単独で、その多さにびっくり。負けじと岩壁に挑む年配クライマーも目に付きました。
 「生涯現役、まだまだやれる」。筆者の後頭部は既に薄く、後ろ髪はないに等しいのですが、下山時には後ろ髪を引かれる思いでした。
 さて、戻ってきた下界の温度計は20℃を超え、季節は花から新緑へ。「冷やし中華」が恋しくなりませんか。お昼に、夜食に、当社の旨い麺で作ってみてください。