お知らせ

ソルガム入りひじきうどん

うどん , トピックス , 麺開発の実績
ソルガム入りひじきうどん大好評(アクアフードジャパン提供)
ソルガム入りひじきうどん大好評(アクアフードジャパン提供)
収穫直前のソルガムの穂(信州ソルガム高度活用研究プロジェクト事務局提供)
収穫直前のソルガムの穂(信州ソルガム高度活用研究プロジェクト事務局提供)

当社は、低アレルゲンの「ソルガム入りひじきうどん」を、日本料理「悠善」を経営するアクアフードジャパン(長野市青木島)と、共同で開発しました。4月下旬、信大工学部で開いた「同大ものづくり振興会」で参加者にふるまい、「お代わり」の出る好評でした。
 「ソルガム」。耳慣れないので、早速ネットで検索しました。イネ科の穀物で、日本では「たかきび」とも呼ばれます。といっても、ピンとこないでしょうが、日本昔ばなしの桃太郎の「きびだんご」といえばお分かりになるのでは。
 「ソルガムきび」は南アフリカ原産、世界5大穀物のひとつで、米国ではトウモロコシ、大豆、小麦に続く重要農作物。栄養素は食物繊維とミネラルを豊富に含む。すべての品種にグルテンを含まず、小麦粉アレルギー患者にとって魅力的な代替品。米国では注目の「ヘルシー雑穀」ともいわれています。
 これに目を付けたのが、アクアの丸山大輔社長(43)。店のお客さんや身内に小麦粉アレルギー患者がいることから、「おいしくて、アレルゲンフリーの料理はできないか」。2年前から取り組み始めました。ソルガムと米粉で揚げた天ぷら、ソルガム入り山菜ちぢみ、すいとん...。「どれも評価が高かった」
 そこで、1年前に「ひじきうどん」を共同で作った当社に声がかかりました。「悠善」の人気メニューに成長したひじきうどんに「ソルガムを練り込めないか」。何回も試作を重ね、ものづくり振興会の研究者に試食してもらったところ、「総会の参加者にも是非食べさせたい」
 調理師経験が30年近い丸山社長は「この試みを食育改善につなげていきたい」と意気込んでいます。丸山さんと同年代の当社営業担当者も「もっと広がりのある製品化を目指せないか」。これまた元気です。
 善光寺仁王門に高名な彫刻家高村光雲らの作、「阿吽(あうん)の仁王像」が2体あります。「阿」といえば、すぐさま「吽」と答える。当社も、地域の企業からの要望に間髪を入れず、「新しい食への挑戦」を続けていきます。